ジスロマックは、性病のひとつであるクラミジア感染症の治療薬です。クラミジアは感染率の高い性病で、自分も相手も感染している可能性があります。早めの対処を心がけて完治させましょう。

ジスロマックを紹介する男性

ジスロマックの服用法

マクロライド系抗生物質であるジスロマックは経口投与で使用できる便利な抗生物質であり、細菌や非定型菌に対する感染症の治療で広く用いられるようになっています。その服用法が特徴的であり、多くの感染症に対しては1日1回の経口投与を3日間行うというのが基本となっています。この服用法が有効であるのにはジスロマックの身体の中での挙動に特徴があるからです。マクロライド系抗生物質は古くは静脈注射によって投与しなければ有効な血液中の濃度を獲得することが難しいものでした。胃酸による分解が多かったからであり、その点をジスロマックはクリアしたマクロライド系抗生物質となっています。また、血液中での分解も遅いことが知られていることに加えて、血液中から組織中への移行も起こりやすいということが判明しています。これによって、分解を受けずに患部である組織に長くとどまっていてくれるという性質があるのがジスロマックです。そのため、1日1回の投与でも十分な血液中の濃度を保つことができ、組織に多くの有効成分を残すことができます。それが長期的に持続して殺菌効果を発揮してくれるため、たった3日間の服用で多くの感染症を治療することができるようになっています。その有効な期間は2週間程度と言われており、3日間服用して治った感じがしなくても次第によくなってくるのが一般的です。その持続性の高さから、もし一度飲み忘れてしまったとしても、そのときから再び1日1回の服用を行っていくことによって同じような治療効果を期待することができます。そういった持続性の特徴から他の抗生物質とは異なる服用法をもっているのがジスロマックであり、使用時には注意が必要です。

ジスロマックの特徴と効果

抗生物質の一種であるジスロマックは比較的新しいものであり、他の抗生物質にはない特徴があります。マクロライド系に分類される抗生物質として広い範囲の細菌に対して有効であることに加えて、マイコバクテリウム、クラミジア、マイコプラズマといった非定型菌に対しても有効性を示します。これは細菌やこういった非定型菌に共通するタンパク質合成を阻害することができるからです。その効果は低濃度では静菌的ですが、高濃度では殺菌的な作用を示すことが知られています。ジスロマックは他のマクロライド系抗生物質と比べた特徴として、効果が持続的にあらわれるという点があり、わずかな投与回数で十分に高い効果を長期間にわたって発揮することができます。これは他のマクロライド系抗生物質で問題になっていた血中半減期が短いという問題や胃酸での分解を受けるという問題を克服する構造改変が行われた物質が有効成分だからであり、ニューマクロライドとも呼ばれるようになっています。それに加えて、物性として血液中から粗組織中に移行しやすいという特性があるため、持続的に患部で作用することができるのも特徴です。特に組織に移行すると濃度が上昇することから殺菌的な作用を期待することができ、多くの感染症に対して著効を示すようになっています。典型的な投与方法は1日1回の投与を3日間だけ行うというものです。これによって2週間程度は有効な濃度をたもつことができるのがジスロマックの特徴です。重篤な副作用も少ないことから比較的安全に使用できるものの、乱用によって耐性菌ができてしまうことが懸念されている状況もあり、使用には十分に注意していくことが必要とされています。

ジスロマックが効かなかったら

ジスロマックは多くの感染症に対して有効性が高いというのが評判となって多くの人が服用するようになっています。個人輸入で手に入れることもできるようになっていることから、自己治療のために手配するという人もしばしばいるのが現状です。その魅力的な点は幅広い感染症に対して有効であるということに加えて、効果が持続的であるという点があります。1日1回の服用を3日間続けることによって、有効な菌種による感染症のほとんどを完治させることができるからです。その効果も10日から2週間程度続くことから、耐性菌が生じにくいというのもメリットとして医療現場でも重宝されています。しかし、個人で使用した場合でも、医療機関で処方された場合でも、ジスロマックを飲んでも効かないという状況になってしまうこともあります。そういった際に疑わなければならないことが2つあります。1つはジスロマックの耐性菌に感染している可能性です。あまりに頻用されるようになったことから耐性菌が出現している菌種も少なくはなくなってきました。そのため、ジスロマックを飲めば全て治るという状況ではなくなっているのが事実です。この場合には医師に相談して他の抗生物質に切り替える必要があります。もう1つはジスロマックが有効ではない病原体による感染症である可能性です。ジスロマックは抗生物質であり、細菌やマイコプラズマ、クラミジアなどに対して有効ですが、ウイルスや原虫、真菌などへの感染に対しては有効ではありません。個人で判断した場合にウイルス感染と誤解してしまったり、医師の判断であっても誤診をしたり、複数の病原体がある場合に見落としをしたりすることがあります。いずれの場合にも医師を受診して指示を仰ぐことが大切です。
■ジスロマックを使用してクラミジアの感染蔓延を止める
クラミジアを移してしまう前に
■ジスロマックに含まれている
アジスロマイシン
■ジスロマックとともに代表されます
ミノサイクリンについて